2018-05-12    問題    中学生向け    素数    ゼロ    十進法  

 ゼロの個数

問題

\(1000\)以下の素数をすべて掛け、その結果を十進法で表記したとき、末尾には何個の\(0\)が並びますか。

解答表示

解答

\(1\)個。

解説

すべて掛けた結果は\(416\)桁もの数になりますが、末尾に並ぶ\(0\)の数は「\(1\)個」です。

\(195903406449990834\cdots080581207891125910\)

たった\(1\)個なんですね!

「末尾に並ぶ\(0\)の個数」は「\(10\)で何回割れるか」を意味します。

\(10\)で割れる」というのは「\(2\)\(5\)で割れる」ということです。

ところが素数には\(2\)\(5\)は一つずつしかありません。ですから、末尾に並ぶ\(0\)の数は「\(1\)個」だけなんですね。

もちろん、\(1000\)以下だろうが\(1000\)億以下だろうが、素数を掛けたとき、末尾に並ぶ\(0\)は「\(1\)個」です。

結城メルマガVol.141より)


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