2020-05-05 可換環 双線形写像 定義 龍孫江
\(A\)を可換環とする。
\(X,Y,M\)を\(A\)加群とする。
写像\(f: X\times Y \to M\)が\(A\)双線型写像であるとは、 \[ \left\{ \begin{array}{rl} f(a_1x_1 + a_2x_2, y) &= a_1f(x_1,y) + a_2f(x_2,y) \\ f(x, a_1y_1 + a_2y_2) &= a_1f(x,y_1) + a_2f(x,y_2) \\ \end{array} \right. \] が成り立つことをいう。
ここで、\(a_1,a_2\)は\(A\)の任意の元、\(x,x_1,x_2\)は\(X\)の任意の元、\(y,y_1,y_2\)は\(Y\)の任意の元とする。
2020-05-05 可換環 双線形写像 定義 龍孫江